ベンチャー・スタートアップ企業への人材紹介に興味を持っているあなたには、こんな悩みがありませんか?
どんな人材紹介会社があるの?
どのくらいの支援実績があるの?
どんな魅力があるの?
チャレンジするにはどんなスキルが必要?
次のような経験をもつ私(@taqnock)が、あなたの悩みに答えます
2020年、フォースタートアップス社がマザーズに上場したことにより、ベンチャー・スタートアップ企業への人材紹介が注目されています。
ただ、ベンチャー・スタートアップ企業への人材紹介と言われても「大手・中堅企業への人材紹介と何が違うの?」って思いますよね?
実態や魅力がよく分からない。
私も、実際にベンチャー・スタートアップ企業の人材支援に関わるまでは、正直違いがよく分かりませんでした。
経験してみると、中堅・大手企業への人材紹介とは明確な違いがあります。
この記事では、多くのベンチャー・スタートアップ企業の人材支援をしてきた私が、あなたの疑問に答えきます。
ベンチャー・スタートアップ企業への人材紹介実績ランキング
ベンチャー・スタートアップに強い人材紹介会社の支援実績は、次の通り。
- フォースタートアップス株式会社:442名
- スローガン株式会社(Goodfind Career):416名
- 株式会社プロコミット:0名
- 株式会社キープレイヤーズ:0名
- 株式会社アマテラス:0名
- Attack株式会社:0名
- ナンバーズ株式会社:0名
- 株式会社ポテンシャライト:0名
(厚生労働省「人材サービス総合サイト」令和2年度実績より)
いずれもベンチャー・スタートアップ企業に強みがある人材紹介会社として名前を聞く企業。
ただし、実績を見た私の所感としては、支援実績が0名となっている会社は”報告漏れ”の可能性が高いと思う。
なぜなら、各社HPに記載されている実績と創業年との辻褄が合わないから。
- 株式会社プロコミット:2005年創業
- 株式会社キープレイヤーズ:2005年創業
- 株式会社アマテラス:2011年創業
- Attack株式会社:2016年創業
- ナンバーズ株式会社:2017年創業
- 株式会社ポテンシャライト:2017年創業
ちなみに、厚生労働省への報告は改正職業安定法によって義務付けられている。
ここまで読んだあなたは、次のような疑問を感じますよね?
ベンチャー・スタートアップ支援を行う人材紹介会社には、どんな魅力があるの?
ベンチャー・スタートアップ企業への人材紹介を行う5つの魅力
ベンチャー・スタートアップ企業を対象に人材紹介を行う魅力は、次の5つ。
- 経営者に直接コンタクトできる
- 潜在需要を理解できる
- 熱量の高い採用支援ができる
- 中核人材を介した継続的関係ができる
- 逆オファーをもらえる
5つの魅力は1→5へと連鎖していく関係性になっている。
【魅力①】 経営者に直接コンタクトできる
ベンチャー・スタートアップ企業においては、採用窓口は経営者になることが多い。
経営者に直接コンタクトできることで、創業の経緯や企業のビジョン・ミッション・バリューを深く理解できる。
↓だから
【魅力②】 潜在需要を理解できる
事業の深い理解をできていると、その企業に”本当に必要な人材”を理解でき、提案することができる。
求人打ち合わせ開始時に「こういう人がほしい」と先方から要望頂いた内容と、全く異なる求人票ができ上がることもしばしば。
先方のオーダーに従って、横流しで人材の紹介をするのではない。
本当に必要な人材を”一緒に考える”という求人企業の人事機能を果たせる過程に、大きな魅力がある。
↓ だから
【魅力③】 熱量の高い採用支援ができる
”一緒に考える”からこそ、マッチする人材が紹介できるように人材サーチにも熱が入る。
候補者との面談時に行う求人説明や面接対策、クロージングにも熱が入る。
企業側とのオファー内容調整も白熱する。
その結果、成約した際の喜びもより一層大きくなる。
↓ だから
【魅力④】 中核人材を介した継続的関係ができる
ベンチャー・スタートアップ企業への人材紹介は、中核人材を支援することが多い。
そうすると、採用支援後も企業や紹介人材との関わりが続いていく。
なぜなら、企業側からその後の事業の状況を聞くと、必然と支援した方の活躍状況が関連して話題に上がるから。
↓ だから
【魅力⑤】逆オファーをもらえる
経営層や中核人材との濃い関係性を継続的に作ることができる。
必然と「あなたのような人に来てほしい」という話が出てくる。
ただし、注意しなければいけないのは、先方も”例え話”や”お世辞”の意味で言っていることも多いこと。
「誘われたから入社しました」というスタンスでは、入社後のミスマッチが起こる可能性が高い。
ここまで読んだあなたは、次のような疑問を感じますよね?
逆に、ベンチャー・スタートアップ企業への人材紹介を行う難しさって何?
【答え】ベンチャー・スタートアップ企業への人材紹介の難しさは、次の2つ。
- 採用ターゲットが定まりづらい
- 採用状況の変化が早い
【難しさ①】採用ターゲットが定まりづらい
その理由は、次の3つ。
- 採用基準・採用条件が定まっていない
- 社員数が少ないため、カルチャーマッチ要素が強い
- 1ポジションに求める役割が広い
これらの条件を的確にヒアリングし、情報整理ができていなれば、採用成功に結びつかない。
【難しさ②】 採用状況の変化が早い
ベンチャー・スタートアップ企業では、日々めまぐるしく経営環境、経営状況が変わる。
連動して採用状況・条件の変化するスピードも早い。
求人企業側の状況変化を適時に把握し、状況に合う提案をしなければ、採用成功に結び付けることはできない。
ここまで読んだあなたは、次のような疑問も感じますよね?
じゃあ、どんなスキルがあればチャレンジしても大丈夫?
ベンチャー・スタートアップ企業への人材紹介を行うための3つのスキル
5つの魅力を感じられるためには、次の3つのスキルが備わっていることが必要。
- 深堀りヒアリングのスキル
- ビジネスモデル理解のスキル
- 対応スピードの早さ
深堀りヒアリングは、常に顧客の需要の背景や理由を確認することで培われる。
表面的な需要をヒアリングするだけでは、育たない。
ビジネスモデル理解のスキルは、経営層を相手に、多業種に渡って折衝を経験することで培われる。
商談相手が経営層であるからこそ、経営者的視点が養われる。
これらの条件に該当する経験を積んでいれば、ベンチャー・スタートアップ企業への人材紹介を行うポテンシャルがあると言える。
ここまで読んだあなたは、次のような疑問を感じますよね?
3つのスキルを持っていない場合はどうしたらいい?
【答え】まずは幅広い領域の人材紹介を経験した方がいい
なぜなら、幅広い領域の人材紹介は、3つのスキルを鍛えることになるから。
”幅広い領域”の中には、ベンチャー・スタートアップ企業も含まれるので、経験も積むことができる。
転職エージェントを目指す流れはこちらにまとめています。
≫【サクっと分かる】人材紹介会社の営業職になるには?業界知識と手順を完全ガイド
まとめ: ベンチャー・スタートアップ企業への人材紹介には”経営層”と関わってきた経験が重要
それでは、今日の内容を振り返ります。
ベンチャー・スタートアップに強い人材紹介会社の支援実績は、次の通り。
- フォースタートアップス株式会社:442名
- スローガン株式会社(Goodfind Career):416名
- 株式会社プロコミット:0名
- 株式会社キープレイヤーズ:0名
- 株式会社アマテラス:0名
- Attack株式会社:0名
- ナンバーズ株式会社:0名
- 株式会社ポテンシャライト:0名
(厚生労働省「人材サービス総合サイト」令和2年度実績より)
ベンチャー・スタートアップ企業を対象に人材紹介を行う魅力は、次の5つ。
- 経営者に直接コンタクトできる
- 潜在需要を理解できる
- 熱量の高い採用支援ができる
- 中核人材を介した継続的関係ができる
- 逆オファーをもらえる
5つの魅力を感じられるためには、次の3つのスキルが備わっていることが必要。
- 深堀りヒアリングのスキル
- ビジネスモデル理解のスキル
- 対応スピードの早さ
ここまで記事を読んだあなたなら、ベンチャー・スタートアップ企業への人材紹介について理解を深められたのではないでしょうか。
そうなると、逆に組織規模の大きい上場企業の人材紹介についても気になりませんか?
そんなあなたは、こちらの記事も参考にしてください。
≫【2021年最新】人材紹介の支援実績がある上場企業|市場別・時価総額帯別・株価別に解説
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。