転職エージェントに興味を持っているあなたには、こんな悩みがありませんか?
転職エージェントには枕営業ってあるの?
枕営業があるとすると、どんなシーンなの?
次のような経験をもつ私(@taqnock)が、あなたの悩みに答えます
保険業界なんかでよく噂に聞く枕営業。
お客さんと男女の関係になることで、営業成績をあげる手法のことをいう。
同じく女性の多い人材業界にも枕営業があるのかって、気になりますよね?
この記事では人材業界にいる私が、リアルな情報をお伝えしていきます。
転職エージェントでほぼ枕営業がない2つの理由
転職エージェントの通常業務の中で、枕営業はまずない。
その理由は次の2つ。
- 【リクルーティングアドバイザー側】売り手市場だから
- 【キャリアアドバイザー側】コスパが悪すぎるから
【理由①】売り手市場だから
求人企業側の対応をするリクルーティングアドバイザー。
仮に枕営業をするとすると、採用担当者が対象になる。
ただ、現状は売り手市場。
具体的には、2021年11月の有効求人倍率は1.15倍。(厚生労働省「一般職業紹介状況について」)
つまり、求職者よりも求人の方が多い状況。
”選ばれる側”の求人者に対して、少なくとも今枕営業を仕掛ける理由は少ない。
ちなみに、求人倍率1.0倍を下回っているのは、平成25年より前。
平成25年以前でも枕営業があったという話を、私は現場で聞いたことがないです。
【理由②】コスパが悪すぎるから
求職者側の対応をするキャリアアドバイザー。
仮に枕営業をするとすると、タイミングは求職者から入社承諾をもらうとき。
なぜなら、入社承諾がキャリアアドバイザーにとっての成果になる大事な瞬間だから。
つまり、求職者優位になる瞬間。
生保レディーにとっての”契約”をもらうタイミングと同じ。
ただ、ここで枕営業を仕掛けたところで効果は薄い。
なぜなら、求職者にとっても、キャリアアドバイザーにとってもコスパが悪すぎるから。
求職者は、枕営業を受ける代わりに、自分のキャリアを犠牲にする可能性がある。
その状況でキャリアアドバイザーが枕営業を仕掛けても、入社承諾を得られない可能性が高い。
そうなると、どちらにとってもコスパが悪すぎます。
ここまで読んだあなたは、次のような疑問を感じますよね?
じゃあ何で、美人が多いの?
【答え】理由は次の3つ
- 転職者に男性が多いから
- 決裁者に男性が多いから
- 面接官に男性が多いから
詳しくは、こちらで解説しています。
ここまで読んだあなたは、次のような疑問も感じますよね?
”通常業務”以外では枕営業があるってこと?
転職エージェントで稀に聞く枕営業のパターン
枕営業があるとすると、ネットワーク営業のキーマンに接触するシーン。
ネットワーク営業とは、会社外部に協力者を作って営業をしていく手法。
リクルーティングアドバイザーが行います。
ただ、ネットワーク営業はできるコンサルタントが非常に少ない。
なぜなら、そもそもネットワークをつかむきっかけが少ないから。
だから、枕営業があるとしても「稀」になる。
枕営業の実態としては、外部の協力者と仲良くなりすぎた「結果」の話。
背景には、お互いの機密情報ギリギリの情報をやりとりをする関係性がある。
「秘密の共有」をするうちに、男女の関係になるというパターン。
これは実は、私自身が直接見聞きした話でレアケースです。
ちなみに、改めて転職エージェントの営業手法をまとめると、次の通り。
- テレアポ営業
- メール営業
- 外注営業
- SNS営業
- 紹介営業
- ネットワーク営業
下に行くほど難易度が上がる。
その分、効果も上がる。
なので、入社年次が浅いリクルーティングアドバイザーはまずテレアポから始める。
ベテランになるほど、ネットワークを活用します。
まとめ:転職エージェントで枕営業はほぼない【あっても結果論】
それでは、今日の内容を振り返ります。
転職エージェントの通常業務の中で、枕営業はまずない。
その理由は次の2つ。
- 【リクルーティングアドバイザー側】売り手市場だから
- 【キャリアアドバイザー側】コスパが悪すぎるから
枕営業があるとすると、ネットワーク営業のキーマンに接触するシーン。
ただ、枕営業というよりは結果的に「その二人が惹かれあった」だけの結果論。
ここまで記事を読んだあなたなら、人材業界の枕営業の実態について理解を深められたのではないでしょうか。
もっと人材紹介に関する口コミや評判を知っておきたい
というあなたは、こちらを読んでみてください。
≫【それ本当?】現役社員が転職エージェントに関する口コミや評判に答える
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。