【秘策】キャリアアドバイザーからホワイト企業求人を紹介してもらう3ステップ

未来の転職エージェント

転職エージェントに興味を持っているあなたには、こんな悩みがありませんか?

あなた
あなた

ホワイト企業求人を紹介してもらうのには、どうしたらいい?

あなた
あなた

ホワイト情報って、どこまで本当なの?

あなた
あなた

ホワイト企業を見抜くにはどうしたらいい?

たくの
たくの

次のような経験をもつ私(@taqnock)が、あなたの悩みに答えます

キャリアアドバイザーから紹介してもらう求人にホワイト企業が多ければ、理想的ですよね?

実は、私が転職活動をしたときは、まったく情報を引き出すことができませんでした…。

その原因は、私のキャリアアドバイザーとの関わり合い方に問題があったことでした。

具体的には「抽象的」で「機械的」だったんです。

未熟でした…。

この記事では現役転職エージェントでキャリアアドバイザー経験を豊富に持つ私が、あなたの疑問に答えていきます。

私と同じ失敗をしないためにも、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

この記事を読むメリット
  • ホワイト企業求人を紹介してもらうために行う具体的ステップが分かる
  • そもそもホワイト企業を入手する理想的な方法が分かる
  • ホワイト企業かどうかを見抜く力が身につく

キャリアアドバイザーからホワイト企業求人を紹介してもらう3ステップ

キャリアアドバイザーからホワイト企業求人を紹介してもらうには、次の3ステップです。

  • 【ステップ①】優先順位を伝える
  • 【ステップ②】数値で状況を確認する
  • 【ステップ③】印象で状況を確認する

なぜなら、「定量面」からも「定性面」からも、漏れなくホワイト企業が確認できるから。

つまり、次のような構造になっている、ということです。

  • 【ステップ①】優先順位を伝える =全体整理
  • 【ステップ②】数値で状況を確認する =定量
  • 【ステップ③】印象で状況を確認する =定性

それぞれのステップを解説していきます。

【ステップ①】優先順位を伝える

まず、あなたにとっての「ホワイト企業」とは何なのか、を伝える必要があります。

なぜなら、「ホワイト企業」が何を指すのかは人によってバラバラだからです。

例えば、次のような項目が代表例として挙げられます。

  • 残業時間
  • 給料
  • 福利厚生
  • 社風

ちなみに、各省庁も次のような制度でホワイト企業を認定しています。

つまり「ホワイト企業」の定義は、一律に決まるものではないことが分かります。

【ステップ②】数値で状況を確認する

次に、2つの「数値」を確認します。

  • 【数値①】あなたにとって「ホワイトな」数値
  • 【数値②】求人企業の実績数値

「残業時間」を例にして、それぞれ説明します。

【数値①】あなたにとって「ホワイトな」数値

あなたにとって「ホワイト企業」の残業時間は何時間なのか、ということです。

あなた
あなた

残業なんて、1分もないのがホワイト企業でしょ

あなた
あなた

月20時間以内ならホワイト企業って言えるよね

など、人によって定義は違います。

【数値②】求人企業の実績数値

求人企業のリアルな残業時間を確認します。

確認方法は、次の2つ。

  • 求人票で確認する
  • キャリアアドバイザーに確認する

必ずしも、求人票にすべての情報が載っているわけではありません。

なぜなら、誤解を恐れて数値データを求人票に載せることを嫌がる求人企業も一定存在するからです。

だからこそ、キャリアアドバイザーに確認する必要があります。

聞かれなければ出されない「裏メニュー」のようなイメージです。

ここで、一点注意があります。

それは、平均値の確認方法について。

具体的には、「単位の大きい平均値」は無意味だという点です。

残業時間でいえば、「全社の平均残業時間」にはあまり意味がありません。

なぜなら、営業部門と管理部門では残業が発生する理由が全く違うからです。

意味があるのは、「配属予定部署の残業時間」です。

もっと細かく言えば、次の4種類の残業時間。

  • 繁忙期の平均残業時間
  • 閑散期の平均残業時間
  • 売上目標達成者の平均残業時間
  • 売上目標未達者の平均残業時間

確認する数値データは、細かいほど真実性が上がり、全体像がつかめます。

【ステップ③】印象で状況を確認する

次に、キャリアアドバイザーから定性的情報を引き出していきます。

定性的情報とは、キャリアアドバイザーが持つ求人企業に対する「印象」情報。

なぜなら、キャリアアドバイザーの元には「公式な数値」以外にも様々な情報が集まるからです。

応募検討先A社の残業時間を例にすると、次のような情報。

  • A社退職者の在職時の残業状況
  • A社からの転職者の残業状況
  • A社の面接を受けた人の残業に関する印象情報

こういった情報は取り扱いが難しいですが、貴重な情報です。

なぜなら、脚色されていない「内部情報」だから。

ただし、あくまで「一部分」の情報である点には注意が必要です。

ここまで読んだあなたは、次のような疑問を感じますよね?

あなた
あなた

そんなに多くの情報を引き出すにはどうしたらいいの?

【答え】コツはキャリアアドバイザーの当事者意識を引き出すこと

まずは、あなたが判断に迷っていることを素直に伝えます。

その上で、キャリアアドバイザーにあなたの立場に立ってもらいましょう。

具体的には、次のような質問をしてみると、多くの情報を引き出せます。

あなた
あなた

プロとしてアドバイス頂きたいのですが、もし●●さん(キャリアアドバイザー)が私の立場だったら、どのように判断しますか?

なぜなら、この質問は相手を強制的に質問の主体に置き換えることのできる質問だからです。

強制力のある質問だからこそ、丁重に質問をする点もポイントです。

ここまで読んだあなたは、次のような疑問を感じますよね?

あなた
あなた

ホワイト情報ってどこまで本当なの?

キャリアアドバイザーのホワイト企業情報は厳密には当てにならない

キャリアアドバイザーのホワイト企業情報は、厳密には当てになりません

その理由は、次の2つ。

  • あくまで求人企業から聞いた情報だから
  • あなたが直接得た情報ほどには信頼性がないから
あなた
あなた

おいおい!じゃあ3ステップで確認させるなよ!

と思いますよね…?

安心してください。

当てにはなりませんが、確認する意味はあるので、説明していきます。

前提として、ホワイト企業情報を得られる信頼度の順番は、次の通りです。

  • 【1位】自ら面接で確かめる
  • 【2位】キャリアアドバイザーを通して確かめる
  • 【3位】転職サイト口コミサイトで確かめる

「自分の目で確かめる」方法が、最も信頼できる情報を得られます。

なぜなら、直接対話で得られる情報の量は多く、信頼性が高いから。

ただ、面接に行ける数には限りがあります。

そこで、次に重要となるのがキャリアアドバイザーから得る情報になる、というわけです。

情報の信頼性は落ちるものの、確認できる数は多くなります。

つまり、情報の信頼性が上がれば、弱点を補強できるわけです。

情報の信頼性を上げるため、まずは情報を整理しましょう。

具体的には、先ほどの3ステップで求人を紹介してもらった後、次の4つに情報を分類します。

  • ①ホワイト企業情報あり
  • ②ホワイト企業情報なし
  • ③ブラック企業情報あり
  • ④ブラック企業情報なし

①③の場合、明確に応募判断ができます。

①なら応募する、③なら応募しない、という判断です。

②④の場合、キャリアアドバイザーから追加情報をもらい、情報の信頼性を上げていきましょう。

ここまで読んだあなたは、次のような疑問を感じますよね?

あなた
あなた

追加情報って、もらえるものなの?

【答え】もらえるとは限らないけど、目的はそれだけじゃない

追加情報を依頼したとしても、必ずしも情報がもらえるとは限りません。

追加情報がもらえればラッキーです。

一方で、ブラック企業を一定「ふるい」にかけることができます。

なぜなら、ブラック企業には追加情報は出せないからです。

「ふるい」にかけることが、追加情報をもらう第2の目的です。

例えば、残業が毎月40時間以上発生している会社が、「残業はない」という定量情報を出すことはできません。

このようにして、面接を受ける優先順位をつけることができます。

ここまで読んだあなたは、次のような疑問を感じますよね?

あなた
あなた

ホワイト企業を見抜くには具体的にはどうしたらいい?

キャリアアドバイザーから紹介された求人から確実にホワイト企業を見抜く3つの注意点

ホワイト企業を具体的に見抜くには、面接での見極めが重要です。

注意するポイントは、次の3つ。

  • 【注意点①】面接を受ける順番を間違えない
  • 【注意点②】面接官以外との接点を持つ
  • 【注意点③】あいまいさ抽象性に着目する

それぞれ説明していきます。

【注意点①】面接を受ける順番を間違えない

まず重要なことは、できる限り多くの企業との接点を持つことです。

面接にいける企業数を増やすには、面接を受ける「順番」が重要です。

具体的には、「情報があいまいな企業」を先に受けていきましょう。

「志望度が低い企業から受ける」「時間がかかる企業から受ける」という考え方と同じです。

基本的な順番の考え方は、こちらで解説しています。

【注意点②】面接官以外との接点を持つ

面接官は、会社の「顔」です。

つまり、会社の「いい面」。

実態を把握するのは、いい面だけでなく、「リアルな面」に触れていく必要があります。

なぜなら、「いい面」だけでは「リアルな会社の姿」を見抜けないからです。

具体的には、所属予定チームの直属の上司同僚メンバーと面接で会えるよう、リクエストしましょう。

2次面接以降のタイミングでリクエストをするのがスムーズです。

【注意点③】あいまいさや抽象性に着目する

面接内での質疑応答は、あいまいさ抽象性に着目しましょう。

なぜなら、面接官は答えづらい質問に対しては、あいまいになったり、抽象的になったりするからです。

あいまいさや抽象性が残った回答に対しては、追加質問をすると効果的です。

次のように、丁重に行いましょう。

あなた
あなた

私の質問の趣旨が伝わりづらく、申し訳ございません。

●●について、もう少し具体的に教えていただきたいです。

逆に、ホワイト企業ほど、回答は簡潔になります。

なぜなら、業務フローや社内ルールがシンプルに整理されていて、ありのまま答えられるからです。

まとめ:キャリアアドバイザーからホワイト企業を紹介してもらうには「協力プレイ」が最重要

それでは、今日の内容を振り返ります。

キャリアアドバイザーからホワイト企業求人を紹介してもらうには、次の3ステップです。

  • 【ステップ①】優先順位を伝える
  • 【ステップ②】数値で状況を確認する
  • 【ステップ③】印象で状況を確認する

キャリアアドバイザーのホワイト企業情報は、厳密には当てになりません

その理由は、次の2つ。

  • あくまで求人企業から聞いた情報だから
  • あなたが直接得た情報ほどには信頼性がないから

先ほどの3ステップで求人を紹介してもらった後、次の4つに情報を分類します。

  • ①ホワイト企業情報あり
  • ②ホワイト企業情報なし
  • ③ブラック企業情報あり
  • ④ブラック企業情報なし

②④の場合、キャリアアドバイザーから追加情報をもらい、情報の信頼度を上げていきましょう。

ホワイト企業を具体的に見抜くには、面接での見極めが重要です。

注意するポイントは、次の3つ。

  • 【注意点①】面接を受ける順番を間違えない
  • 【注意点②】面接官以外との接点を持つ
  • 【注意点③】あいまいさ抽象性に着目する

ここまで読んだあなたなら、キャリアアドバイザーからホワイト企業を紹介してもらう方法について理解を深められたのではないでしょうか。

そうなると、転職活動全体の進め方についても気になりませんか?

そんなあなたは、こちらの記事も参考にしてください。

あなた
あなた

リクルーティングアドバイザーやキャリアアドバイザーの基礎知識についても知りたい

そんなあなたは、こちらの記事も参考にしてください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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