キャリアアドバイザーに興味を持っているあなたには、こんな悩みがありませんか?
キャリアアドバイザーとキャリアコンサルタントの違いって何?
それぞれのなり方って、どう違うの?
具体的なイメージがつかない…
次のような経験をもつ私(@taqnock)が、あなたの悩みに答えます
キャリアアドバイザーとキャリアコンサルタントって、言葉の違いがよく分かりませんよね?
具体的な業務内容の違い…となると、さらによく分かりませんよね?
ネットの記事を読んでいても、混同されていることがよくあるので、無理もありません。
この記事ではキャリアアドバイザー経験を持つ私が、あなたの疑問に答えていきます。
キャリアアドバイザーと国家資格キャリアコンサルタントの5つの違い
まずは、キャリアアドバイザーとキャリアコンサルタントの定義から確認していきます。
キャリアアドバイザーには、明確な定義はありません。
一般的に、転職エージェントで求職者の転職支援を行うコンサルタントのことを差します。
国家資格キャリアコンサルタントは、キャリアコンサルティングを行う専門家です。
キャリアコンサルティングは、次のように法律で定められています。
労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行うこと
職業能力開発促進法第2条5項
ぱっと見、よく分からないですよね…?
基本的な違いを簡潔にまとめると、次の5つです。
各項目を補足します。
資格
名称独占資格とは、その資格がなければ名乗ることを法律上禁止されている資格のことです。
キャリアコンサルタントだと誤認されるような名称も名乗ることはできません。
(職業能力開発促進法第30条の28)
違反すると、30万円以下の罰金に処されます。
(職業能力開発促進法第102条の6)
活躍の場
キャリアコンサルタントの活躍の場は、主に一般企業の人事部門です。
活躍シーンの割合は次の通り。
- 企業:34.2%
- 需給調整機関:20.2%
- 学校・教育機関:17.2%
需給調整機関には、次の内容が含まれています。
- 派遣
- ハローワーク
- 転職・再就職支援
つまり、「需給調整機関≠転職エージェントのキャリアアドバイザー」。
あくまで、需給調整機関の一部分だということが分かります。
業務領域
キャリアアドバイザーの業務領域は、キャリアコンサルタントの業務領域に含まれていることが分かります。
具体的には、キャリアコンサルタントの行う「職業の選択」に関する部分です。
ここまで読んだあなたは、次のような疑問を感じますよね?
それぞれ、どうやったらなれるの?
キャリアアドバイザーと国家資格キャリアコンサルタントのなり方を解説
キャリアアドバイザーのなり方はシンプルで、「転職エージェントに転職する」だけです。
資格はありませんので、転職活動あるのみ。
ただし、転職活動の進め方には要注意。
順番を間違えると、転職成功の確率が落ちてしまいます。
次の5ステップで進めていきましょう。
- ステップ①:転職サイトに登録
- ステップ②:総合型の転職エージェントに登録
- ステップ③:特化型の転職エージェントに登録
- ステップ④:”コネ”の確認
- ステップ⑤:①~④を整理してから応募
詳しくはこちらで解説しています。
≫未経験でキャリアアドバイザーになるには?|5ステップと”狙い所”を解説
キャリアコンサルタントのなり方は、次の3ステップ。
- 【ステップ①】養成講座の受講
- 【ステップ②】国家試験の受験
- 【ステップ③】キャリアコンサルタントの登録
実務経験が3年以上ある方は、ステップ①が免除されます。
養成講座にかかる費用は、30~40万円。
結構高額ですよね…。
講座の期間としては、3~6か月程度です。
ここまで読んだあなたは、次のような疑問を感じますよね?
養成講座って受けた方がいいの?
【答え】あなたの目的次第
具体的に言うと、次の通り。
- 目的=キャリアアドバイザーとして働くこと→おすすめしない
- 目的=キャリアコンサルタントとして働くこと→受けるのもあり
なぜなら、キャリアコンサルタント資格取得のために学習することは、キャリアアドバイザーとしての実務に必ずしも直結しないから。
キャリアアドバイザーとして役立つものもあれば、そうでないものもある、ということ。
ここまで読んだあなたは、次のような疑問を感じますよね?
それぞれの具体的なイメージがわかない…
国家資格キャリアコンサルタントからキャリアアドバイザーの話を直接聞いてみよう
頭では理解できても、「腹落ち」まではしづらいですよね?
具体的なイメージがわかない場合におすすめなのが、「キャリアコンサルタントにキャリアアドバイザーの話を聞く」という方法。
おすすめする理由は次の2つ。
- 【理由①】両方の話を一緒に聞けて効率的だから
- 【理由②】キャリアコンサルタントからは客観的な意見が聞けるから
それぞれ説明していきます。
【理由①】両方の話を一緒に聞けて効率的だから
キャリアコンサルタントの中には、キャリアアドバイザーの経験者もいます。
そういった方に話を聞けば、一石二鳥です。
ここまで読んだあなたは、次のような疑問を持ちますよね?
キャリアコンサルタント資格を持つキャリアアドバイザーじゃダメなの?
【答え】ダメ
その理由は、②で説明します。
【理由②】キャリアコンサルタントからは客観的な意見が聞けるから
キャリアアドバイザーは”転職”を前提に話を進めます。
なぜなら、転職先企業からの収益によって成り立っているビジネスモデルだから。
となると、あなたの持つ「イメージを具体化したい」という要望とはマッチしません。
転職が前提の話ではないからです。
一方、キャリアコンサルタントは、相談者からお金をもらいます。
だからこそ、中立・客観的な意見を聞くことができます。
この時、次のように感じますよね?
相談するのにお金を払いたくない…
【答え】ポジウィルキャリアの無料相談を受けてみましょう
初回45分の相談が無料です。
45分もあれば、相談時間としては十分です。
相談をしてみた結果、もし高い価値を感じれば自分のキャリアのための投資をしてみるのもあり。
安心してほしいのは、相談後にゴリゴリの勧誘はありません。
ポジウィルの口コミはこちらにまとめてあります。
≫【怪しいの?】ポジウィルキャリアの口コミや評判を徹底リサーチ
まとめ:キャリアアドバイザーと国家資格キャリアコンサルタント両方経験している人に聞くのが一番の近道
それでは、今日の内容を振り返ります。
キャリアアドバイザーとキャリアコンサルタントの基本的な違いを簡潔にまとめると、次の5つです。
キャリアアドバイザーのなり方はシンプルで、「転職エージェントに転職する」だけです。
ただし、転職活動の進め方には要注意。
順番を間違えると、転職成功の確率が落ちてしまいます。
次の5ステップで進めていきましょう。
- ステップ①:転職サイトに登録
- ステップ②:総合型の転職エージェントに登録
- ステップ③:特化型の転職エージェントに登録
- ステップ④:”コネ”の確認
- ステップ⑤:①~④を整理してから応募
詳しくはこちらで解説しています。
≫未経験でキャリアアドバイザーになるには?|5ステップと”狙い所”を解説
キャリアコンサルタントのなり方は、次の3ステップ。
- 【ステップ①】養成講座の受講
- 【ステップ②】国家試験の受験
- 【ステップ③】キャリアコンサルタントの登録
具体的なイメージがわかない場合におすすめなのが、「キャリアコンサルタントからキャリアアドバイザーの話を聞く」という方法。
おすすめする理由は、次の2つ。
- 【理由①】両方の話を一緒に聞けて効率的だから
- 【理由②】キャリアコンサルタントからは客観的な意見が聞けるから
具体的には、ポジウィルキャリアの無料相談を受けてみましょう。
ここまで読んだあなたなら、キャリアアドバイザーとキャリアコンサルタントの違いについて理解を深められたのではないでしょうか。
そうなると、キャリアアドバイザーのキャリアステップについても気になりませんか?
そんなあなたは、こちらの記事も参考にしてください。
キャリアアドバイザーについてのその他の知識も勉強したい
そんなあなたは、こちらの記事も参考にしてください。
キャリアアドバイザーに転職するための具体的な方法が知りたい
そんなあなたは、こちらの記事も参考にしてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。