【コミュ障でも新卒でも大丈夫】キャリアアドバイザーに向いている人が共通して持つ4つのポテンシャルスキル

未来のキャリアアドバイザー

キャリアドバイザーに興味を持っているあなたには、こんな悩みがありませんか?

あなた
あなた

どんな人がキャリアアドバイザーに向いているの?

あなた
あなた

コミュ障だとキャリアアドバイザーはできない?

あなた
あなた

向いているかどうかが分からない場合は、どうしたらいい?

たくの
たくの

次のような経験をもつ私が、あなたの悩みに答えます

あなた
あなた

キャリアドバイザーって興味あるけど、自分にもできるのかな…?

キャリアアドバイザーと話をした経験がある人ほど、そう感じると思います。

私自身が転職活動をしたときにも、同じように感じました。

なぜなら、私の担当キャリアアドバイザーは”コミュ力高め”だったから。

転職活動でキャリアアドバイザーと話すときは、当たり前ですが「1対1」で話します。

そうすると、次のように感じます。

あなた
あなた

キャリアドバイザーって、こんな感じの人なんだな…

目の前の人=キャリアアドバイザー

という先入観がつきます。

しかし、実は世の中には色々なタイプのキャリアアドバイザーがいます。

コミュ力の高いキャリアアドバイザーばかりではありません。

多くのキャリアアドバイザーを指導してきた私の目線で、あなたの疑問に答えていきます。

この記事を読むメリット
  • キャリアアドバイザーとしてのポテンシャルがあるかどうか分かる
  • コミュ障”にこそ、人材業界が最適である理由が分かる
  • 自己分析をするための具体的な方法が分かる

キャリアアドバイザーに向いている人が共通して持つ4つのポテンシャルスキル

キャリアアドバイザーに向いている人が持っている5つの特徴【理由も解説】

キャリアアドバイザーに向いている人が持っている4つのスキルとは、以下の通り。

  • 【スキル①】他者への興味
  • 【スキル②】細やかな配慮
  • 【スキル③】先入観を持たない柔軟性
  • 【スキル④】頼る力

私がマネージャーとして部下育成をしてきた結論です。

高い成果を上げるキャリアアドバイザーが最初の時点から持っている共通点。

特に「他者への興味」は重要なスキルです。

なぜなら、後天的に身に付けることが難しいから。

あなた
あなた

他人に興味がないんです…

という方には、そもそもキャリアアドバイザーをおすすめしません

キャリアの後半で成果が伸びずに苦しむことになるからです。

それぞれのスキルについて、なぜ重要なのかを解説します。

【スキル①】他者への興味

なぜこのスキルが重要なのかというと、求職者の”根っこ”の思考に触れなければ、成約につながらないから。

求職者は転職活動を行う中で悩み、迷い、矛盾した言動をします。

過去の私自身の転職活動を振り返っても同じでした。

「求職者がなぜその言動を取るのか」

深く探求していく姿勢がなければ、求職者に振り回されます。

結果、表面的なコミュニケーションに終わる。

そうすると、成果につながりません。

ただ、自分が「本当に他人に興味があるのか」を判断するって、難しいですよね?

キャリアアドバイザーへの転職理由でありがちな、次のようなコメント。

あなた
あなた

私は人が好きです!

これでは、理由として浅いです。

最低2回は「なぜ?」と、自問自答してみてください。

逆もしかりです。

あなた
あなた

なぜ私は他人に興味が薄いんだろう…

その理由が「他人の裏側の感情が見えすぎてしまうから」という場合もあります。

だとしたら、キャリアアドバイザーに向いているといえます。

ビジネス上、どうコントロールするかのスキルを身に付ければOKだからです。

実は、私はこのタイプです。

昔のたくの
昔のたくの

私は他人に興味がないんだ…

と思っていました。

しかし、キャリアアドバイザーをやってみたら、真逆でした。

「仕事上」なら圧倒的に興味を持って求職者に接することができました。

周りが引くレベルで、です笑

自分自身の「表面上の理由」に惑わされないことが重要です。

【スキル②】細やかな配慮

なぜこのスキルが重要なのかというと、求職者の「最初の選択肢」に残る条件になるから。

求職者は多くの場合、複数の転職エージェントを使っています。

「最初の選択肢」から脱落する転職エージェントは、どんな会社でしょう?

それは、対応がめんどくさいエージェント。

つまり、配慮の薄いエージェント。

対応がめんどくさいと、多くのエージェントとやり取りする過程で後回しになります。

後回しになると、他のエージェント経由で選考がスタートしてしまいます。

選考がスタートしてしまえば、連絡すら取らなくなります。

こうして淘汰されていきます。

つまり、「最初の選択肢」に入るにはキャリアアドバイザーの細かな配慮が肝心、ということです。

具体的には、求職者の感じる「めんどくさい」を予想して、先回りしてケアができる力が重要です。

【スキル③】先入観を持たない柔軟性

なぜこのスキルが重要なのかというと、先入観があると成果につながらないから。

キャリアアドバイザーは求職者が「どんな人か」を主観的に判断をしてはダメ。

なぜなら、主観的な判断をすると、紹介すべき求人が漏れるから。

具体的には、次のような判断。

あなた
あなた

この求人は、たぶん○○さんには合わないだろうな…

本当は、求職者が求めていた求人かもしれない。

紹介すべき求人が漏れると、成約の機会損失が出てしまいます。

本来なら、先入観を持たず、求職者の発言や過去の言動に焦点を当てます。

事実”をベースに選択肢を求職者に提示することが、成果を出す基礎になります。

逆に、伸び悩むキャリアアドバイザーの共通点は、次の3つの要素いずれかを持っていること。

  • 決めつけ
  • 偏見
  • 先入観

【スキル④】頼る力

なぜこのスキルが重要なのかというと、キャリアアドバイザーとしての”信頼感”を引き上げてくれる能力だから。

キャリアアドバイザーとして仕事をする際には、情報が命です。

その情報の信頼性をあげるのに頼るべき人は、次の2人。

  • 【頼る人①】リクルーティングアドバイザー
  • 【頼る人②】他のキャリアアドバイザー

どれだけプライドを捨てて頼れるか、がポイントになります。

【頼る人①】リクルーティングアドバイザー

キャリアアドバイザーだけで、できることは限られています。

確かに、求職者の”根っこ”の思考に触れる努力は、独力でもできます。

しかし、その情報がリクルーティングアドバイザーに伝わらなければ、マッチした求人を紹介できません。

さらに、求職者の思いを求人先に伝える過程では、より連携力が重要になります。

なぜなら、次のように介する人数が増えるから。

求職者

 ↓

キャリアアドバイザー

 ↓

リクルーティングアドバイザー

 ↓

求人者

リクルーティングアドバイザーと情報連携ができて初めて、求職者への価値提供ができるということです。

【頼る人②】他のキャリアアドバイザー

入社直後は、いかに「先輩キャリアアドバイザー」を頼れるか、がポイントです。

具体的には、次のような学ぶ姿勢が重要です。

  • 素直に学ぶ姿勢
  • 積極的に学ぶ姿勢

キャリアアドバイザーとしての経験が増えていくと、「自分の型」ができます。

自分の型ができると、一定の”安定感”が出てきます。

ただし、さらなる成長をしていくためには、もう一歩努力が必要です。

具体的には、「自分以外の型」から学ぶ必要がある。

ここで、「他のキャリアアドバイザー」の存在が必要になります。

成果を出しているキャリアアドバイザーなら、先輩後輩問わず学ぶ必要がある。

自分の強みをさらに強化し、弱みを補う学びを得ることができます。

このように色々な人を頼ることができると、信頼感のあるキャリアアドバイザーになれます。

信頼感のあるキャリアアドバイザーほど、成果が出やすい。

ここまで読んだあなたは、次のような疑問を感じますよね?

あなた
あなた

コミュ障だとキャリアアドバイザーはできない?

あなた
あなた

新卒でもキャリアアドバイザーはできる?

コミュ障でも新卒でもキャリアアドバイザーにはなれる【コミュ力は後から身に付ければOK】

コミュ障でもキャリアアドバイザーはできる【コミュ力は後からでもOK】

新卒でも、コミュ障でもキャリアアドバイザーにはなれます。

なぜなら、私は人材業界に入った時ですらコミュ障だったから。

もちろん、学生時代はガチガチのコミュ障です笑

当時どんな感じだったかというと、次の通り。

  • 会話を切り出すことが苦手
  • ”ボケ”と”ツッコミ”はよくわからない
  • 質問と解答がズレまくり

上述の通り、最も大切な要素は「他者への興味」。

コミュ力は、興味を伝えるための”ツール”にしか過ぎません。

後から鍛えることができます。

具体的には、次の3つのスキルを鍛えていくことになります。

  • 【必要なスキル①】ロジカルさ
  • 【必要なスキル②】コミュニケーション能力
  • 【必要なスキル③】提案力

最初に鍛えるべきスキルは、「コミュニケーション能力」ではない。

ロジカルさ」の方が先です。

「ロジカルさ」の鍛え方については、こちらで解説しています。

【知れば単純】キャリアアドバイザーに必要な3つのスキル

私もこれらのスキルは業界に入ってから鍛えました。

ここまで読んだあなたは、次のような疑問を感じますよね?

あなた
あなた

そのスキルって、本当に現場で身に付けることができるの?

【答え】時間はかかるけど、できる。

なぜなら、人材業界には「小さな失敗」をできる機会がたくさんある環境だから。

この環境はコミュ障にとっては最高です。

もしあなたが「自分もコミュ障だ」と思うなら、一度あなたが取ってきた”コミュニケーション量”を振り返ってみてください。

圧倒的に量が不足しているはず。

野球のバッティングと同じで、会話も”素振り”をしなければうまくなりません。

人材業界には”素振り”をする機会が多いので、早く会話の型を身につけることができます。

あなた
あなた

そもそも、向いているかどうかが分からない場合は、どうしたらいい?

自分の持つスキルが分からない場合は、無料の自己分析ツールを活用しよう【意外に正確】

自分の特徴が分からない場合は、無料の自己分析ツールを活用しよう【意外に正確】

無料の自己分析ツールは、リクナビNEXTのグッドポイント診断やミイダスがおすすめ。

有料の自己分析ツールもあるけど、まずは無料のツールでOK。

なぜなら、出てくる分析結果が十分すぎるほどの質と量だからです。

自己分析ツールを使うメリットは2つ。

  • 自分では”気づいていない強み”に気付くことができる
  • 職務経歴書の自己PR欄で使う”ワード選び”に活かせる

自分の頭で考える自己PR文は、どうしても主観的でいつも使う表現になりがち。

自分の頭で”自分の強み”を悶々と考えるより、友達に「お前のいいところはここだよ!」と言ってもらえた方が気づきがあることと同じ。

ここまで読んだあなたは、こんな疑問を持ちますよね?

あなた
あなた

無料のツールで本当に正確な自己分析ってできるの?

【答え】私も診断してみましたが、かなり的確な診断結果が出た。

当初は私の診断結果を公開しようと思ってスクショしましたが、内容が正確すぎるのでやめた位です笑

リクナビNEXT”グッドポイント診断”

リクナビNEXTのグッドポイント診断は”5つの強み”が自己PRに反映しやすい。

私の場合は5つの強みの一つに”親密性”という項目が出ていました。

これがキャリアアドバイザーに対する適性なのだと認識しています。

あなたの場合、どのような項目で出てくるのか、ぜひ試してみてください。

また、この”5つの強み”に自分自身の体験や具体例を加筆すれば、よい自己PR文が作れます。

念のためですが、文章のコピペはダメですよ?

バレますので。

ミイダス

ミイダスの方は、診断内容が次の3種類のレポートに分かれていて、非常に細かいです。

  • コンピテンシー診断
  • 共感スキル診断
  • パーソナリティー診断

まず気になるのは”コンピテンシー診断”の”あなたにとって適性の高い職種”ですよね。

”147職種から、あなたにとって適性の高い職種を最大10職種を表示します”

とのことですが、ここに”人材サービス”があるかどうかです…。

私は…ありました…。

よかった笑

もし現時点でなくてもガッカリせず、次の2項目を見ていきましょう。

  • ”共感スキル診断”の中の”共感スキル4要素”
  • ”パーソナリティー診断”の中の”あなたへアドバイス”

”共感スキル”の部分は、キャリアアドバイザーとしての資質に近い内容。

そして、これらの内容は職務経歴書を書く時にも役立ちます。

まとめ:「他者への興味」があればキャリアアドバイザーに向いている【コミュ障でも新卒でもOK】

まとめ:”他者理解を深めようとする探求心”があればキャリアアドバイザーに向いている【コミュ障でもOK】

それでは、今日の内容を振り返ります。

キャリアアドバイザーに向いている人が持っている5つのスキルとは、以下の通り。

  • 【スキル①】他者への興味
  • 【スキル②】細やかな配慮
  • 【スキル③】先入観を持たない柔軟性
  • 【スキル④】頼る力

コミュ障でも、新卒でも、キャリアアドバイザーにはなれます。

業界に入ってから、次の3つのスキルを鍛えましょう。

  • 【必要なスキル①】ロジカルさ
  • 【必要なスキル②】コミュニケーション能力
  • 【必要なスキル③】提案力

自分の持つスキルを改めて知りたい場合は、無料の自己分析ツールを使いましょう。

具体的には、リクナビNEXTのグッドポイント診断やミイダスを使ってみよう。

キャリアアドバイザーとして活躍することは、コミュニケーション能力を含めあなたの人間的成長につながります。

あなた
あなた

よし、じゃあ転職活動してみよう!

と思ったあなた。

ちょっと待ってください。

転職活動は”戦略”を間違うと、大きく結果が変わります

行動するに当たっては、次の記事を参考にしてみてください。

あなた
あなた

キャリアアドバイザーに関する基礎知識をもっと固めておきたい

というあなたは、こちらを読んでみてください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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