人材紹介業界に興味を持っているあなたには、こんな悩みがありませんか?
人材紹介に絞った業界地図が見たい
業界地図がどう変化しているのか知りたい
次のような経験をもつ私(@taqnock)が、あなたの悩みに答えます
- 現役の転職エージェント管理職
- 事業計画策定時のマーケティング担当
「人材業界」の業界図って、よく見ますよね?
でも、もしあなたが人材紹介に興味を持っているなら、「人材紹介」の業界図が気になりますよね?
この記事では現役転職エージェントの私が、人材紹介の業界図を作成し、解説していきます。
【最新】人材紹介の業界地図を公開|上位10社を分析
圧倒的王者は、リクルートキャリア。
次いでパーソル、ライトキャリア、マイナビと続く構図。
特化領域を分類をすると、次の通り。
特化型人材紹介会社のうち、次の3社は医療・介護特化。
- トライトキャリア
- エス・エム・エス
- レバレジーズメディカルケア
ランキング5位以上は、ほぼ総合型。
また、1位のリクルートキャリアと2位のパーソルの差は大きく、1.43倍もあります。
図の内容について説明をしていきます。
- 四角の大きさは、就職人数と連動しています
- ”↑↓”マークは、前年対比での増減状況を示しています
データの情報源は厚生労働省「人材サービス総合サイト」です。
就職人数はサイトの令和2年度”「4か月以上有期及び無期」就職者”を基準にしています。
ここまで読んだあなたは、次のような疑問を感じますよね?
この業界図って、過去からはどう変化してるの?
人材紹介の業界地図に起こっている2つの変化
人材紹介の業界図に起こっている2つの変化は、次の通り。
- 医療・介護・福祉系に強みのある人材紹介会社が大きく成長
- 大手4社のうち、伸びているのはマイナビ、パソナ
平成30年からの就職者数シェアを図解すると、次の通り。
大手人材紹介会社の業界シェアが、徐々に分散化してきていることが分かる。
前年度からの増減率を図解すると、次の通り。
医療・介護・福祉系の成長が顕著です。
その背景には、コロナ禍での需要増もあるが、社会構造的背景もある。
具体的には、次の2つ。
- 労働力人口の減少
- 労働者の高齢化
詳しく知りたい方は、こちらをどうぞ。
≫【知らずに選べない】人材紹介マーケットシェアは5.1%|今後のシェア動向を大胆予測
パソナが伸ばしている理由は、次の3つ。
- 経験豊富な専門人材に対する需要増
- エグゼクティブ人材に特化した転職支援サービスの需要増
- 再就職支援事業の需要増
(パソナ「有価証券報告書」より)
やはり、社会構造を反映したビジネス展開が功を奏していることが分かる。
まとめ:人材紹介の業界地図は今後社会情勢の影響を強く受けていく
それでは、今日の内容を振り返ります。
人材紹介の業界図は、次の通り。
圧倒的王者は、リクルートキャリア。
次いでパーソル、ライトキャリア、マイナビと続く構図。
人材紹介の業界図に起こっている2つの変化は、次の通り。
- 医療・介護・福祉系に強みのある人材紹介会社が大きく成長
- 大手4社のうち、伸ばしているのはマイナビ、パソナ
社会構造を反映したビジネス展開が功を奏している 。
ここまで記事を読んだあなたなら、人材紹介の業界図について理解が深まったのではないでしょうか。
そうなると、次のような疑問もわいてきませんか?
人材紹介全体としての市場規模はどのくらいあるんだろう?
そんなあなたは、こちらの記事も参考にしてください。
≫【2022年最新】人材紹介業界の市場規模を徹底リサーチ|今後の市場動向も予測向き不向きも解説
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。