転職エージェントに興味を持っているあなたには、こんな悩みがありませんか?
在宅勤務の転職エージェントで成果を出せるか不安
在宅勤務の頻度はどのくらいが理想的?
どんな人ならフル在宅でもいい?
次のような経験をもつ私(@taqnock)が、あなたの悩みに答えます
在宅勤務って通勤がないし、楽ですよね?
私も、在宅勤務が始まった2020年は「もうオフィス出社なんて考えられないわぁ…」と思っていました。
ただ、社内を見渡すと新人には酷な環境でした。
この記事では現役転職エージェントの私が、あなたの疑問に答えきます。
転職エージェント新入社員が在宅勤務で成果を出しづらい3つの理由
在宅勤務が新入社員にとって辛い理由は、次の3つ。
- 理由①:疑問が解消しない
- 理由②:フィードバックが受けられない
- 理由③:ノウハウが盗めない
それぞれ詳しく解説していきます。
理由①:疑問が解消しない
在宅勤務だと「小さい疑問」を気軽に聞けない。
なぜなら、いちいち上司や先輩に電話やWEB会議ツールをつながないといけないから。
そうすると
後でまとめて聞こう
となり、結局聞かずに終わる。
細かな疑問を残しながら業務を進めると、成果につながらない。
成果につながらないと、全体像が見えず習熟度も上がらない。
まるで歯抜けのジグソーパズルのように、いつまでも完成しない状態になる。
習熟度が上がらないと、いつまでも独り立ちできない。
理由②:フィードバックが受けられない
早期に成長するにはフィードバックを受けることが重要。
なぜなら、間違った方向を向いて仕事をしても成果につながらないから。
正しいフォームで素振りの練習をしなければ、上達しないの同じ。
在宅勤務では、フィードバックを受ける機会が少ない。
その理由は次の2つ。
- 理由①:機会を設けないと受けられないから
- 理由②:後回しにされてしまうから
オフィス出社をしていれば、上司が「たまたま聞いた会話」に対してその場でフィードバックをできる。
例えば、新規営業の電話や、求職者やクライアントとの電話など。
在宅勤務の場合は、そうもいかない。
〇日〇時からフィードバックお願いします
というアポイントをわざわざ取って、フィードバックを受ける形にならざるを得ない。
また、上記の様な機会を複数の部下に対して設ける上司はより忙しくなる。
忙しい上司からフィードバックを受けるタイミングは、後ろ倒しになりがち。
理由③:ノウハウが盗めない
ノウハウを盗むためには、社内でロールモデルを定めることが先決。
なぜなら、自分とタイプの似たコンサルタントの方がスキルの吸収率が高いから。
逆に、高い成果を出していたとしても、自分とは異なるタイプのコンサルタントもいる。
しかし、在宅勤務ではロールモデルの候補となる複数のコンサルタントと接する機会がない。
接する機会がなければ、ロールモデルの定めようない。
ノールモデルが定まらなければ、ノウハウを盗みようがない。
ここまで読んだあなたは、次のような疑問を感じますよね?
マニュアルを見ればいんじゃないの?
【答え】それだけでは足らない。
なぜなら、マニュアルは「平均点の業務の進め方」「リスクヘッジした業務の進め方」が書いてあるから。
高い成果を出しているコンサルタントに共通した業務フローにはなっていない。
また、中小の転職エージェントではそもそもマニュアル自体が完備されていないケースもある。
ここまで読んだあなたは、次のような疑問も感じますよね?
在宅勤務の頻度はどのくらいがいい?
転職エージェント新入社員の在宅勤務は週2日以下が理想的
なぜ週2日なのかというと、対外業務と社内業務とのバランスが理由。
つまり、一人で黙々と行うような社内業務のボリュームは週2日ほどで、在宅勤務との相性がいい。
例えば、次のような業務。
- 求人票の作成
- 契約書作成
- スカウト文作成
- スカウト送信
- 報告書作成
逆に対外的業務については、上記3つのデメリットを解消するためにもオフィス出社できる環境の方がいい。
ここまで読んだあなたは、次のような疑問を感じますよね?
実際の在宅勤務の状況はどうなの?
【答え】都内企業のテレワーク実施率は63.9%。
従業員規模が大きいほど、在宅勤務の実施率は高い。
週3日以上と週2日以下の割合は約半々。
ただ、同業他社の話を聞いていると、大手でもフル出社のところもあれば、中小でもフル在宅のところもあるのも実態。
ここまで読んだあなたは、次のような疑問も感じますよね?
どんな人ならフル在宅でもいい?
転職エージェントでフル在宅勤務OKなのは売上目標達成ができているコンサルタント
なぜなら、新人にとっての在宅のデメリットが、自立したコンサルタントにとってはメリットになるから。
新人にとってのデメリットを復習すると、次の通り。
- 理由①:疑問が解消しない
- 理由②:フィードバックが受けられない
- 理由③:ノウハウが盗めない
目標達成できているコンサルタントにとっては、在宅勤務は次の通りデメリットにならない。
- 理由①:疑問は自己解決できる
- 理由②:自分で業務改善できる
- 理由③:ノウハウは自ら作る
その結果、営業活動に充てられる時間が増え、売上をさらに増やすことができる。
つまり、フル在宅勤務の環境は、できる人とできない人の格差を拡大させる。
新人は自らの評価を下げ、収入とキャリアを目減りさせてしまうリスクがある。
新人にはおすすめしない。
まずは、オフィス出社でコンサルタントとしての基礎を作る。
売上目標達成ができるようになってきてから、フル在宅環境を目指すようにしていきましょう。
まとめ:転職エージェントでの在宅勤務はスキルとのバランスが重要
それでは、今日の内容を振り返ります。
在宅勤務が新入社員にとって辛い理由は、次の3つ。
- 理由①:疑問が解消しない
- 理由②:フィードバックが受けられない
- 理由③:ノウハウが盗めない
在宅勤務の割合は週2日以下が理想的。
なぜ週2日なのかというと、対外業務と社内業務とのバランスが理由。
フル在宅勤務でもOKなのは、売上目標の達成ができるようになってから。
なぜなら、新人にとっての在宅のデメリットが、自立したコンサルタントにとってはメリットになるから。
営業活動に充てられる時間が増え、売上をさらに増やすことができる。
ここまで記事を読んだあなたなら、転職エージェントでの在宅勤務について理解を深められたのではないでしょうか。
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。