キャリアアドバイザーに興味を持っているあなたには、こんな悩みがありませんか?

キャリアアドバイザーを目指す人におすすめの本ってある?

次のような経験をもつ私(@taqnock)が、あなたの悩みに答えます
- キャリアアドバイザー歴5年以上
- 現役の転職エージェント管理職
- 現役の転職エージェント採用担当
世の中には”転職”や”キャリア”に関する本が溢れていますよね?
その種類も、以下のように多種多様。
- 応募書類
- 書類選考
- 自己分析
- 適性検査
- 面接
- 資格
- 副業など
さらに、その本が”誰を対象に”書かれている本なのかも、分かりにくい…。
新卒向けなのか?中途向けなのか?
どの年齢層向けなのか?
この記事では”転職”や”キャリア”に関する本を読み漁る私が、キャリアアドバイザーを目指すあなたのおすすめの本を解説していきます。
- キャリアアドバイザーを目指すための”キャリア”の基礎理解ができる
- キャリアアドバイザー視点と求職者視点の方法の視点を養える
- キャリアアドバイザーとして経験を積んだ人の”現場感覚”を理解できる
キャリアアドバイザーを目指す人におすすめしたい本5選

- 誇れる仕事
- 「いつでも転職できる」を武器にする
- キャリアロジック
- マンガでわかる 成功する転職
- 転職に向いている人転職してはいけない人
有名な本もあれば、中には見たことのない本もあるかと思います。
選定軸としては”キャリア”を様々な要素から見た時に、それぞれの要素ごとに「この一冊は読んでおいてほしい」と思う本を選定しています。
キャリアアドバイザーである私が、実際に読んでみて「これはためになる!」と思った5冊です。
それでは、それぞれを詳しく解説していきます。
【1位】キャリアアドバイザーを目指す人におすすめしたい本”誇れる仕事”
おすすめ度:★★★★★
こんな人におすすめ
「私はキャリアアドバイザーになりたい!」という意思が明確な人におすすめ。
こんな人にはおすすめしない
必ずしもキャリアアドバイザーをやりたいという意思が固まりきっていない人。他の職種と迷っている方には、実践的すぎるためあまりおすすめしない。
この本から得られるもの
全体の7~8割の内容はキャリアアドバイザー目線で書かれている。
キャリアアドバイザー業務の中でも、特に習得が難しい”キャリア→求人”へと結びつける具体的な考え方を学ぶことができる、数少ない実践的な本。
”いかに求職者に対して心理的解像度を上げるかが重要だ”という視点には、非常に共感できる部分が多かった。
また、”キャリアアドバイザー視点”で踏み込んだ内容が書かれている本は非常に少なく、その希少性にこそ大きな価値がある。
所属する組織によって、コールドコールや特化型転職エージェントならではのノウハウは直接的には役に立たない可能性もある。
ただ、知っておくことで自分の業務に転用することは十分できるため、間接的には有益。
著者のプロフィール
狩野洋輔氏
株式会社エリメントHRC代表取締役。
医療機器メーカー勤務を経て医療系サーチファーム(ヘッドハンティング会社)にてコンサルタント~マネジメントを経験した後2005年5月に前身となる株式会社エリメントHRC事業部を立ち上げ、現在に至る。
医療機器、製薬業界に完全にターゲットを絞り、業界の表の情報のみならず一般には公にされない裏情報にも精通した業界特化型コンサルタントの育成ならびにシステム開発に注力する一方で、昨今の国内医療従事者不足対策の一環としてアジアをはじめとする海外医療従事者の誘致/育成/就職支援事業も手掛ける。(本書より)
本の概要
- 人材紹介業界の現状
- 人材紹介コンサルティングの原理原則
- 理想的な転職を実現させるための面談
- 成功するエリメント流人材紹介コンサルティング
【2位】キャリアアドバイザーを目指す人におすすめしたい本”「いつでも転職できる」を武器にする”
おすすめ度:★★★★★
こんな人におすすめ
”市場価値”や”やりがい””報酬”という漠然としがちな概念に対して「論理的に理解をしたい」という方におすすめ。
こんな人にはおすすめしない
「細かい話より全体的にざっくり理解したい」という方には少し重い。
ロジックがとても明確だからこそ、人によっては細かい部分まで理解をするのには少し時間がかかるかもしれない。
そういった方には、次の紹介する”キャリアロジック”の方が直感的にわかりやすい。
この本から得られるもの
市場価値、やりがい、報酬が”一体何によって決まるのか”を具体的に書かれている。
特に、市場のフェーズと個人の資質とを掛け合わせる考え方は明確で納得感がある。
キャリアアドバイザーとして、求職者の発する”やりがい”という抽象的な言葉に接するシーンはよくある。
その際、本書の”やりがい”の考え方を活用し、求職者をサポートすることのできる強力な武器となりうる。
また、求人選定の際の”選定軸”を構築するための基礎概念を学ぶためにも非常に有効。
600社以上の企業に対してコンサルティングをしてきた筆者だからこそ、導き出すことができた”具体的な”答えなのだと感じさせられる。
著者のプロフィール
松本利明氏
人事・戦略コンサルタント。HRストラテジー代表。日本人材マネジメント協会執行役員。
外資系大手コンサルティング会社であるPwC、マーサー、アクセンチュアなどのプリンシパル(部長級)を経て現職。
国内外の大企業から中堅企業まで600社以上の働き方と人事の改革に従事。5万人以上のリストラと6500人を超える次世代リーダーの選抜や育成を行った「人の目利き」。
人の持ち味に沿った採用・配置を行うことで人材の育成のスピードと確度を2倍以上にするタレント・マネジメントのノウハウが定評。
英国BBC、ロイター通信などメディア実績多数。(本書より)
本の概要
- 「日本の転職」の前提が全て変わってしまった
- 自分軸にあった市場を見極める
- 自分軸で売れるキャラを確立する
- 自分軸で市場価値をつくれるようになる
- 自分軸で強くなる-転職しない時にやり続けること
- 自分軸で活躍する判断基準を身に付ける
【3位】キャリアアドバイザーを目指す人におすすめしたい本”キャリアロジック”
おすすめ度:★★★★☆
こんな人におすすめ
キャリアアドバイザーとして”キャリア”という基礎概念を直感的かつ体系的に理解しておきたいという方におすすめ。
こんな人にはおすすめしない
”キャリア”に関する本を既に3冊以上読んでいて「基礎理解はできているよ」という方にはおすすめしません。
”「いつでも転職できる」を武器にする”の方がさらに細かなロジックが組まれているので、そちらをおすすめします。
この本から得られるもの
キャリアアドバイザーとして大切な”キャリアの市場価値”の基本的な考え方を学ぶことができます。
特に、求人提案をするときの基礎知識としての”市場感覚”を醸成するのに役立つ。
”キャリア戦略”や”キャリアビジョン”という概念を学ぶことで、キャリアアドバイザーが行うキャリア面談を長期的目線に立ったものに昇華させるヒントとなる。
転職における”リスクとリターンの見積もり”の考え方を身に付けることで、キャリアアドバイザーとして相手目線でのアドバイスができるヒントとなる。
著者のプロフィール
末永雄大氏
新卒でリクルートキャリア(旧・リクルートエージェント)入社。リクルーティングアドバイザーとして、様々な業界・企業の採用支援に携わる。
その後サイバーエージェントに転職し、アカウントプランナーとして、最大手クライアントを担当し、インターネットを活用した集客支援を行う。
2011年にヘッドハンター・転職エージェントとして独立。2012年アクシス株式会社を設立し、代表取締役に就任。
月間40万人の読者が読む転職メディア「すべらない転職」の運営やキャリアに特化した有料パーソナルトレーニングサービス「マジキャリ」など多岐にわたるキャリア支援サービスを展開。
転職エージェントとして20代向けの転職・キャリア支援を行いながら、インターネットビジネスの事業開発や大学・ハローワークでのキャリアについての講演活動、ヤフーニュースや東洋経済オンラインでの寄稿など幅広く活動している。(本書より)
本の概要
- キャリアの真実
- 仕事とは何か?
- ポジショニング戦略
- 競争優位の戦略
- キャリア業界の仕組みを知る
- 本当に幸せなキャリアとは
【4位】キャリアアドバイザーを目指す人におすすめしたい本”マンガでわかる 成功する転職”
おすすめ度:★★★☆☆
こんな人におすすめ
キャリアアドバイザーとしてだけではなく、転職者としても自己分析や企業研究、面接対策に対して少し不安があるという方にはおすすめ。
本書を通して両方の視点を培うことができる。
こんな人にはおすすめしない
自分自身の自己分析や企業研究、面接対策は「もうばっちりできてるよ」という方にはおすすめしない。
この本から得られるもの
キャリアアドバイザーとして行う求職者面談や面接対策をより効果的なものにするためのヒントが詰まっている。
特に、WillCanMustの考え方やビジネススキルの分解方法、面接内で持つべきマインドは”一歩踏み込んだ内容”が書かれている。
本書では、求職者として面接までに行うべき準備が明確に示されている。
本書を理解しておくと、キャリアアドバイザーとして求職者の不足している準備に対して敏感に気付くことができ、内定率を上げるための効果的なサポートができるようになる。
著者のプロフィール
森本千賀子氏
株式会社リクルート人材センター(現リクルートキャリア)入社。2010年、エグゼクティブ層へのキャリア支援に特化した株式会社リクルートエグゼクティブエージェントに出向、転籍。
転職エージェントとして、大手からベンチャーまで幅広い企業に対し人材戦略コンサルティング、採用支援サポート全般を手がけ、主に経営幹部・管理職クラスでの実績多数。
2017年3月に株式会社morich設立、代表取締役兼All Rounder Agentとして就任。
NPO法人(放課後NPOアフタースクールなど)の理事や成長ポテンシャルの高いベンチャー企業、オーナーカンパニーでもある老舗企業の社外取締役や顧問なども歴任、著書多数。
メディアへの発信、全国の経営者や人事、各省庁・自治体、小中高校・大学等の教育機関など講演・セミナー登壇など、マルチで活躍する。(本書より)
本の概要
- 知っておくべき転職活動の新常識
- 成功に導く自己分析メソッド
- ニーズを探る企業研究のアプローチ
- 自分を売り込む書類作成の極意
- 企業と自分の理解を深める面接の心得
- 円満に退社をするために内定後のタスク
【5位】キャリアアドバイザーを目指す人におすすめしたい本”転職に向いている人 転職してはいけない人”
おすすめ度:★★★☆☆
こんな人におすすめ
キャリアアドバイザーとして”どんな失敗をする可能性があるのか”を詳しく知りたい人におすすめ。
ケーススタディができるので、実務経験を積む前に、具体的にな実務イメージを持つことができる。
こんな人にはおすすめしない
まずは「転職やキャリアとは何ぞや?」という基礎概念から理解したいという段階の方にはおすすめしない。
転職現場においてのリアルな情報が多いが故に、全体を分かりやすく理解するのにはあまり向いていない。
この本から得られるもの
”転職の現場において、リアルにどんなことが起きるのか”が書かれた本。
採用者側においては、求職者に対して成果の再現性(予測収益)を求める考え方や不採用理由の真相について共感する部分が多い。
求職者側においては、”嫁ブロック”や配置転換の重要性、人脈を使った転職など、あまり他の転職本では扱われていない内容ではあるが、実際の転職の現場においては頻出する内容が、情報として非常に価値が高い。
キャリアアドバイザーとしてある程度の経験を積むとできるようになるリスク回避行動が、本書を読むことで早期に身に付けることができる。
一例を挙げると、結婚をしていないキャリアアドバイザーも「嫁ブロック」の内情は知っておいた方がいいということ。
著者のプロフィール
黒田真行氏
1989年リクルート入社。B‐ing、とらばーゆ、フロム・エーの関西版編集長などを経て、2006年から8年間、転職サイト、リクナビNEXTの編集長を務める。
2011年以降は、メディア事業と人材紹介事業の再編に関わり、転職市場のデータベース化とプラットフォーム化を推進。2014年6月、株式会社リクルートキャリアを退職。
「ミドル世代の適正なマッチング」をメインテーマと設定し、ルーセントドアーズ株式会社を設立、代表取締役に就任。
本の概要
- 転職を決断する前に知っておいてほしいこと
- 転職に向いている人・向いていない人
- 転職を真剣に考える人のためのガイドマップ
- 転職先の見つけ方・選び方
- 転職活動を成功させる方法
- 転職後に成功する人の共通点
まとめ:5冊を読破すれば、キャリアアドバイザーとしての基礎知識がバランスよく身につく

それでは、ランキングを振り返ります。
【1位】誇れる仕事
【2位】「いつでも転職できる」を武器にする
【3位】キャリアロジック
【4位】マンガでわかる 成功する転職
【5位】転職に向いている人転職してはいけない人
今日紹介した本を読めば、きっと”キャリア”や”転職”についての基礎理解をできるはず。

キャリアアドバイザーに関する基礎知識をもっと固めておきたい
というあなたは、こちらを読んでみてください。
≫【保存版】キャリアアドバイザーへの転職を目指す人のための完全ガイド


よし、じゃあ転職活動してみよう!
と思ったあなた。
ちょっと待ってください。
転職活動は”戦略”を間違うと、大きく結果が変わります。
行動するに当たっては、次の記事を参考にしてみてください。
≫未経験でキャリアアドバイザーになるには?|5ステップと”狙い所”を解説
最後までご覧いただきありがとうございました。