リクルーティングアドバイザーに興味を持っているあなたには、こんな悩みがありませんか?
リクルーティングアドバイザーになるのに、資格は取っておいた方がいい?
リクルーティングアドバイザーになるのに、有利な資格って何?
どうしたら採用されやすくなる?
次のような経験をもつ私(@taqnock)が、あなたの悩みに答えます
リクルーティングアドバイザーになりたい!
って思ったときに、こう考えますよね?
何か資格を取って、少しでも有利に進めたい!
私も、過去によく分からない民間資格をいくつも取った経験があります。
ただ、リクルーティングアドバイザーの選考には、まったく役立ちませんでした…
今考えると、受験料がもったいない…
この記事では、人材紹介業界における資格の考え方について解説しています。
私と同じ失敗をしないためにも、ぜひ最後まで読んでみてください。
リクルーティングアドバイザーになるのに資格は必要か?【結論:いらない】
リクルーティングアドバイザーになるのに、資格は必要ありません。
その理由は、次の3つ。
- 【理由①】資格が必須の仕事ではないから
- 【理由②】資格は採用決定理由の上位に入らないから
- 【理由③】評価される資格には実務経験が必要だから
【理由①】資格が必須の仕事ではないから
例えば、医者は医師免許がなければ、業務を行えません。
弁護士も弁護士資格がなければ、業務を行えません。
一方で、リクルーティングアドバイザーは、資格がなくとも仕事はできます。
そもそも「資格が必須の仕事」ではない、ということです。
【理由②】資格は採用決定理由の上位には入らないから
人材紹介会社が採用を決定するメインの理由は、「営業の再現性」です。
面接官が面接で見ているポイントは、「人材紹介で売上をつくれるか」という観点。
資格は二の次です。
ここでより大事になるのは、”営業実績”です。
過去営業をしてきた実績が、再現性の証明になります。
【理由③】評価される資格には実務経験が必要だから
実は、面接官が評価する資格はあります。
例えば、キャリアコンサルタント資格。
ただ、キャリアコンサルタント資格を取るには、いずれかの要件が必要です。
- 3年以上の実務経験
- 指定講習の別途受講
実務経験があれば、そもそもリクルーティングアドバイザーとしての採用はかなり有利です。
採用において資格は必要ありません。
一方、指定講習を受けようと思うと、多くの時間とお金がかかります。
リクルーティングアドバイザーになるために指定講習を受けるのは、コスパが悪い。
なぜなら、未経験者に対しては、資格より営業実績の方が重視されるから。
ここまで読んだあなたは、次のような疑問を感じますよね?
少しでもプラス評価になる資格ってないの?
リクルーティングアドバイザーが取っても損じゃない2つの資格【必須じゃない】
リクルーティングアドバイザーになるのに、必須ではないけど、プラスになる資格は次の2つ。
- 【あってもいい資格①】MOS(Word・Exel)
- 【あってもいい資格②】業界特有の資格
それぞれ理由を説明していきます。
【あってもいい資格①】MOS(Word・Exel)
なぜなら、人材紹介会社ではPCを使った業務が多いから。
業務処理スピードのアップが、売上アップにつながります。
特に、Exelを使う業務が多い。
例えば、次のような業務で利用されます。
- 営業リストの作成
- 求人票の作成
- 営業成果・KPIの報告
Wordは、次のような業務で利用されます。
- 人材紹介契約書の締結
- 履歴書・職務経歴書のチェック
使用頻度としては、Exel>Word。
Exelから学習しましょう。
ただし、より重要なPCスキルは「ブラインドタッチ」。
ブラインドタッチに自信がない
という状況なら、ブラインドタッチの克服が先です。
なぜなら、ブラインドタッチはあらゆるPC業務の効率性に影響するから。
無料で学習できる”e-typing”で学習しましょう。
毎日5分でいいので、コツコツ続けることが上達の秘訣です。
私自身もe-typingでかなりタイピングスピードを上げました。
【あってもいい資格②】業界特有の資格
なぜなら、一定の”専門性”を持っている証明になるから
例えば、不動産業界での”宅建”のような資格。
一定の”専門性”があることで、採用担当者は次の2つの可能性を連想します。
売上を作る武器になるかもな
早期に戦力になるかもな
特に、次のケースでは有効です。
- 特化型エージェントの場合
- 総合型エージェントで部門が業種業界で分かれている場合
専門性を持つことには、次の2つのメリットがあります。
- 現職でのスキルアップになる
- リクルーティングアドバイザーとしての強みになる
一石二鳥ですね。
ここまで読んだあなたは、次のような疑問を感じますよね?
資格が必須じゃないなら、どんな準備をすればいい?
リクルーティングアドバイザーになるなら資格より売上【ポイントは2つ】
リクルーティングアドバイザーの面接で問われることは「売上を作る力があるかどうか」です。
なぜなら、採用の目的は「売上の最大化」だからです。
確かに「売上を作る力」を証明するための武器の1つに、資格があります。
ただし、より強い武器は「売上実績」です。
だからこそ、面接では「売上実績」について詳しく聞かれます。
ここで、質問に答える際に意識してほしいポイントは、次の2つ。
- 【ポイント①】売上の再現性
- 【ポイント②】営業プロセスの分解
それぞれ説明していきます。
【ポイント①】売上の再現性
売上の再現性とは、現職での営業実績を転職先でも再現できる可能性のこと。
イメージは、次の通り。
【実績】●●業界で予算対比100%の売上実績を出せた。
↓
【共通点】●●業界と人材紹介業界との間には、●●という共通点がある。
↓
【再現性】人材紹介業界でも売上を作ることができる。
共通点をいかに説明するか、がポイントです。
【ポイント②】営業プロセスの分解
「共通点」をより精度高く証明するために、「営業プロセスの分解」をしましょう。
分解のステップは、次の5つです。
- 【ステップ①】要素分解
- 【ステップ②】目標進捗率を確認
- 【ステップ③】共通点になる項目を探す
【ステップ①】要素分解
要素分解する内容は、次の2種類です。
- KPIの分解
- 営業工程の分解
KPIは、次の2要素に分解します。
- 各KPI値
- 歩留まり
営業工程は、次の6工程に分解します。
- 見込み客の設定
- アプローチ
- アポイント
- 商談
- クロージング
- リピート
2要素を組み合わせて要素分解します。
KPI値×歩留まりのかけ合わせになります。
分解の仕方の一例として、アポイントで考えてみます。
「アポイント数=アプローチ数(KPI)×アポイント率(歩留まり)」
ということです。
【ステップ②】目標進捗率を確認
分解ができたら、各工程の目標値と実績値を比較します。
具体的には、「目標値<実績値」になっている工程を整理します。
特に、歩留まりの方を意識しましょう。
なぜなら、割合は「質」を説明しやすいから。
例えば、アポイントの営業工程で考えてみます。
通常は、10アプローチから1アポイントを取れる。【アポ率10%】
↓
私は、5アプローチから1アポイントが取れます。【アポ率20%】
↓
「アポ率の秘訣」が気になりますよね?
【ステップ③】共通点になる項目を探す
目標進捗率がよくても、人材紹介業界での再現性を説明できなければ意味がありません。
そこで、「進捗率がいい工程=共通点になる工程」を探しましょう。
こうすることで、共通点の説得力が増します。
まとめ:リクルーティングアドバイザーになるために必要な要素は売上>資格の順番
それでは、今日の内容を振り返ります。
リクルーティングアドバイザーになるのに、資格は必要ありません。
その理由は、次の3つ。
- 【理由①】資格が必須の仕事ではないから
- 【理由②】資格は採用決定理由の上位に入らないから
- 【理由③】評価される資格には実務経験が必要だから
リクルーティングアドバイザーになるのに、必須ではないけど、プラスになる資格は次の2つ。
- 【あってもいい資格①】MOS(Word・Exel)
- 【あってもいい資格②】業界特有の資格
リクルーティングアドバイザーの面接で問われることは「売上を作る力があるかどうか」です。
質問に答える際に意識してほしいポイントは、次の2つ。
- 【ポイント①】売上の再現性
- 【ポイント②】営業プロセスの分解
ここまで記事を読んだあなたなら、リクルーティングアドバイザーになるために必要な資格について理解を深められたのではないでしょうか。
そうなると、必要なポテンシャルについても気になりませんか?
そんなあなたは、こちらの記事も参考にしてください。
リクルーティングアドバイザーについての知識をもっと身に付けたい
というあなたは、こちらを参考にしてください。
リクルーティングアドバイザーについての知識があるあなたは、次のように思いますよね?
じゃあ、さっそく転職活動をはじめよう!
ちょっと待ってください。
転職活動には順番が重要です。
順番によって、出る成果が大きく変わります。
こちらを参考にしてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。